NAND回路について
ANDの否定であり、真理値表は次のようになります
X | Y | Z |
---|---|---|
0 | 0 | 1 |
0 | 1 | 1 |
1 | 0 | 1 |
1 | 1 | 0 |
論理回路記号は下図のようになります。
計算に必要な法則
- NOT・OR・AND回路の作成に当たって以下の法則を使用します。
- (1)と(2)はド・モルガンの法則と呼ばれます。
(1)
(2)
(3)
(4)
NOT回路
先ほどの式を基に論理式を解いていきます。「(式番号)」で使用した式を示しています。
NAND回路1つで表すことができ、下図のように表せます。
AND回路
よって、NAND回路とNOT回路で表すことができるので先ほどの結果より次のようになる。
OR回路
NOT回路2つとNAND回路で表せるので次のようになる。