パハットノート

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Unity アニメーション③(2Dの移動アニメーション)





関連記事

①Spriteアニメーターの作成
②ウィンドウからのAnimation Eventの追加
③2Dの移動アニメーション(本記事)




はじめに

前回までの記事ではアニメーションでは簡単な図形を使うだけでしたが、本記事ではキャラクターの画像を用いた次のようなアニメーションを作成します。





参考資料

youtube上にあるこの動画と近いことを行っています。
Make A Game Like Pokemon in Unity | #2 - Player Animations - YouTube




素材について

今回の画像は、ぴぽや倉庫様(https://pipoya.net/)のハロウィンキャラクターをダウンロードして画像「majo.png」を使用しました。




実装手順

①ファイルの準備と画像の分割

2Dで新規プロジェクトを作成したら「Animation」フォルダを作成し、ダウンロードした「majo.png」をドラッグアンドドロップで追加します。
「majo.png」は以下のように設定を変更します。変更する箇所は、

Sprite Mode Multiple
Pixels Per Unit 16
Filter Mode Point(no filter)
Compression None



設定を変更したらSprite Editorの「slice」⇒「Grid By Cell Count」からR=4, C=3と設定し分割する。


以上の設定よりアセット内のファイルが次に示すようになる。




②Animation Clipの作成

アセットの「majo_0」をシーンに追加して名前を「majo」に変更する。
「majo」を選択した状態で「Window」⇒「Animation」⇒「Animation」よりアニメーションウィンドウを開く。
開いたら、「Create」を押すとAnimation Clipの保存先となるファルダを選択する画面が表示されるので先ほど作成した「Animation」フォルダ内にする。
ファイル名は「walkDown」とする。

アニメーションウィンドウで「Sample」を5にして、「majo_n」からn = 0, 1, 2, 1の順で追加

同様に上向き、右向き、左向きのAnimation Clipを作成。アニメーションの向きとファイル名、画像の対応は下の通り

向き ファイル名 n
walkUp 9, 10, 11, 10
walkRight 6, 7, 8, 6
walkLeft 3, 4, 5, 4







③Animation Clipの作成

シーン上の「majo」のインスペクターを開き、「Animator」の「Controller」をダブルクリックして
アニメーターウィンドウを開く

ウィンドウを開いたら左下のようになっているので、ここからEntryとAny State以外を削除


新たに「Create State」⇒「From New Blend Tree」で
「BlendTree」を生成


「BlendTree」をダブルクリックして中身を表示したらアニメータウィンドウの「Parameters」にFloat型のxとyを追加


BlendTreeの「Blend Type」を「1D」から「2D Simple Directional」に変更して、「Parameters」をxとyにする。更に、Motionが「List is Empty」をなっているので「Add Motion Field」から4つのMotionを追加して下の画面のように設定を行う。





スクリプトの作成

「Assets」フォルダで右クリック⇒「Create」⇒「C# Script」で「MajoController.cs」を作成し、次のプログラムを記述して、「majo」にドラッグアンドドロップで追加。
animator.SetFloat("パラメータ名", 値);
でanimatorの指定したパラメータに指定した値を割り当てることができる。

using UnityEngine;

public class MajoController : MonoBehaviour
{
    Animator animator;
    float moveSpeed = 5;

    private void Start()
    {
        animator = GetComponent<Animator>();
    }

    void Update()
    {
        float x = Input.GetAxisRaw("Horizontal");
        float y = (x == 0) ? Input.GetAxisRaw("Vertical") : 0.0f;

        if (x != 0 || y != 0)
        {
            animator.SetFloat("x", x);
            animator.SetFloat("y", y);
        }

        //動く
        transform.position += new Vector3(x, y) * Time.deltaTime * moveSpeed;
    }
}




完成

実行すると最初に紹介した動画のような挙動ができる。
キャラクターの操作はキーボード上の矢印キーで行える。