パハットノート

※当サイトではGoogleアドセンス広告を利用しています

Unity Visual Scripting 変数の取り扱い





概要

今回はVisual Scipringにおける変数の扱いについてです。




変数の種類

種類 有効範囲 特徴
Graph グラフ内 C#スクリプトにおけるシリアライズ化していない変数に該当。
Object ゲームオブジェクト内 C#スクリプトにおけるシリアライズ化した変数に近い。
オブジェクトごとに異なる変数やゲームオブジェクト変数を使いたいときに効果的
Scene シーン内 シングルトンでアクセスできるようにした変数のような扱い





Graph変数

次のスクリプトにおける変数「count」はグラフ変数で扱える。

using UnityEngine;

public class Sample1 : MonoBehaviour
{
    int count = 0;

    void Update()
    {
        if (Input.GetKeyDown(KeyCode.UpArrow))
        {
            count++;
            Debug.Log(count);
        }
    }
}


このスクリプトをVisual Scriptingにしたのが以下の図。


実行結果は次のようになる。





Object変数(例:UIボタンの使用)

次のスクリプトを実現する方法を考える。

using UnityEngine;
using UnityEngine.UI;

public class Sample2 : MonoBehaviour
{
    [SerializeField] Button button;

    //これを上の「button」が押されたときに呼び出す
    public void Func()
    {
        Debug.Log("Func");
    }
}


このスクリプトをVisual Scriptingにしたのが以下の図。


実行結果は次のようになる。